ビケンテクノ通信紙面版の人気コラム 「〇〇と私」シリーズ初投稿します🤗 

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ビケンテクノ通信紙面版の人気コラム 「〇〇と私」シリーズ初投稿します🤗 

皆さん こんにちは ビケンテクノ通信WEB版 編集長のGORI🦍です。

本日はビケンテクノ通信紙面版で人気のコラム「〇〇と私」を初紹介致します。

第一号は菱矢副社長の「家族と私」です。家族愛に包まれた内容、GORIも見習わなければと思いました😆

 

「家族とわたし」 菱矢 洋一

今年で還暦(60歳)を迎え、社会人人生も38年となります。社会人人生における様々な出来事や失敗を通じて、多くの反省や気づきがあったように感じます。その経験が今の「仕事」や「家族」に対する向き合い方、考え方に繋がっています。社会人の先輩として反面教師的要素も含めご紹介させてもらい、少しでも参考にしていただければと思いますのでお付き合いください。

 

「仕事」か「家庭」か

社会人になったのは昭和60年(バブル崩壊の少し前の時代)ですが、当時は「仕事と家庭のどちらを選ぶんだ」といった風潮で「24時間働けますか?」といったドリンク剤のCMが流行っていた時代でした。私も当り前のように、「仕事最優先」の日々を送っていました。今考えればひどい話ばかりで最悪の旦那さんであり、お父さんだったと思います。今になって家内から「あの時は・・・」とチクチクいじられています。ただ、その時は「自分は家族のために頑張っているんだ」と思い込み、そんな生活になんら疑問を持っていませんでした。

 

「おやじ」のある言葉

そんな折、職場のみんなが「おやじ」と呼ぶ男気のある支店長に仕えた際に、「お前は何のために働いているんや。家族のためやろ。家族を放ったらかしにして、それで家族は喜んでるんか?幸せなんか?」と言われ・・・最初は腹落ちしない自分がありましたが、家族と過ごす時間が増える中でその考えは大きく変わっていきました。休日、家族と過ごしモチベーションというエネルギ―をフル充電して月曜日からの仕事に臨む。仕事をしている時は週末の家族との時間を楽しみに仕事を目一杯頑張る。そういった循環の中で、仕事に追われる環境は変わらなくても仕事への向き合い方が大きく変わっていきました。

今となってはそんな考え方自体が古いのかもしれませんが、「仕事か家庭」の二者択一ではなく「仕事と家庭」の両立を目指す大きな人生の転機だったと思います。

 

「家庭」と「仕事」

それ以降は可能な限り、夜や休日は遅くなっても家族が揃うまで待ってみんなで食卓を囲むようになりました。また、休日は年間を通して、キャンプやスキー、ハイキング、温泉巡りと様々な所に出かけることが普通の生活となりました。子供たちも中学・高校・大学と大きくなるにつれ、若干の反抗期はありましたが付き合ってくれました。

 

私の「お守り」

仕事では、重責を担う立場に就く中で、勤める会社を取り巻く環境が非常に厳しくなる事態が発生し、かなりつらい状況に追い込まれた時期がありました。体調にも変調を来たすなど苦悩の日々でしたが、ある時、一枚の「家族を模した絵」を家族からプレゼントされました。その絵を見た瞬間に本当に家族に救われた想いがしました。一念発起何とか踏ん張ることができ、その危機を乗り越えることができました。その時の絵はそれ以来ずっと「お守り」として今もカバンに忍ばせ持ち歩いています。

家族に支えられているからこそ、しっかりと仕事が出来ているのだということを痛感した瞬間であり、家族への感謝への気持ちを改めて認識した時でした。

非日常を味わう休日

その後長女は嫁ぎ、長男は東京で就職し我が家から巣立ちました。昔苦労をかけた家内と、現在は週末ごとに古民家カフェ巡りや、サイクリング、旅行と、二人のスケジュールが合う限り出かけるようにしています。

休日は家内と「非日常」を合言葉にゆったりとした時間を過ごし、エネルギ―をフル充電して、月曜日からの仕事は電池が切れまで目一杯頑張るスタンスで今も取り組んでいます。

最後に

皆さんも仕事に追われる多忙な日々を送ってもらっていると思いますが、休日は意識して家族との時間を作り、その時間を大切にして心身ともに充実した日々を送れるよう心掛けてもらえたらと思います。

余談ですが・・・同期と話す中で「子供たちが巣立った後の夫婦二人暮らしは辛い」という話をよく耳にします。そうならないようパートナーとは良好な関係を築いておきましょう。

以上