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ビケンテクノ通信archivesより抜粋記事です。

「一般財団法人梶山高志・ビケンテクノ奨学財団」 設立  (平成２８年２月号より)

 

今日、わが国の病的死亡原因の多くは、がん、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣が主な起因となる疾病で占められております。これらの生活習慣病については、高度に進んだ医学においても根本的な療法は確立されていないことから、病気を未然に防ぐ予防が大切となります。その予防の第一歩として、健診や早期の検査が重要な役割を果たすこととなり、検査情報を正確に分析・評価できる臨床検査技師（※）の役割が今まで以上に大きくなっていくこととなります。

こうした中、当社と梶山会長が中心となり、平成27年11月25日に本財団を設立致しました。本財団は、臨床検査技師を志す国内の専門学生で、学業優秀でありながら経済的理由により就学困難なものに対して奨学助成を行い、情熱をもって学業や臨地実習に取り組むことができる環境を提供することで、今後の予防医学の発展に欠くことのできない優秀な人材を育成し、現代社会の国民の健やかな生活の一助となることを目的に事業を展開して参ります。

※臨床検査技師とは・・・病院や健診センターなどの医療機関で血液検査や超音波検査など各種臨床検査を行う技術者で、国家資格となっている。